ペットと一緒に住めるマンションが人気になったり、ペット連れで入れるカフェが増えたり、日本は空前のペットブーム。以前は旅行に出かける際、「ペットのお世話をどうしよう?」が悩みの種でしたが、今では共に泊れるペンション&コテージ&ホテルが登場し、揃ってリゾートライフが満喫できる時代になりました。
【空前のペットブーム】
ペットフード工業会が毎年行っている全国犬猫飼育率調査(平成18年度)によると、飼育している犬の数は約1210万頭、猫は約1250万頭。合計すると、犬猫合わせておよそ2500万頭という驚くべき数字になっています。しかも、その8割以上が室内で飼われているということですから、データで見ても、空前のペットブームというのが分りますね。
それにしても、これだけ多くの人がペットと暮らすのは、なぜでしょう?
上記調査によると、犬や猫を飼うのは「一緒にいると楽しいから」「かわいいから」「動物が好きだから」といった理由とともに、6割の人が「自分が癒されるから・和むから」と答えていました。
格差社会やイジメの問題がクローズアップされ、殺伐としたニュースが多くなっている現代、私たちは、ワンちゃんやネコちゃんたちの愛らしい表情に救いを求め、スキンシップをすることで気持ちが和らぎ、癒されているのかもしれません。プラス、都会では女性の独り暮らしが増えていますが、彼女たちにとっては、ペットちゃんがいると「寂しさがまぎれる」のです。
【人生のベストパートナー】
このように私たちに癒しを与えてくれるペットたちは、もはや動物ではなく、家族の一員、ベストパートナー、ベストコンパニオンです。当サイトでもご紹介した「癒しフェアin OSAKA」のトークショーで大人気だった川原亜矢子さんも、ペットたちと濃密(!?)な関係を築いていることで有名です。ゴールデンリトリバーのソレイユはCMにも登場するタレント犬。そして、妹分のトーモイも、やはり芸能界デヴュ?を果たしています。川原さんとワンちゃんたちの触れ合いを見ていると、「動物とは言葉ではコミュニケーションがとれない分、いかにココロのキャッチボールが大切か」ということを教わるような気がします。
言葉では通じ合えなくてもココロとココロで通じ合えるペットちゃん。ココロが通い合うと、私たちの乾いたマインドは、あったかなもので満たされていくのです。
【医学的にも認められているアニマルセラピー】
私たちのココロをホット感でいっぱいにしてくれるペットですが、もともと「動物には人間を癒してくれるパワーがある」ことが医学的にも認められていました。「アニマルセラピー」という言葉も生まれています。昔から「乗馬療法」という治療法がとられていたり、イルカと一緒に泳いである種の病気が改善されたり、高齢者が「セラピードッグ」と一緒に歩いて体力をつけることもよく行われています。
「理由もなく毎日がつまらない」「将来に夢が持てない」「寂しい日々の連続」…など、プチうつではないけれど、なんとなく前向きに考えられない時期があるものです。バイオリズムがダウンしたり、ため息が多くなったときは、試しに、ワンちゃんやネコちゃんたちの頭を撫でたり、抱きかかえたりして、その温もりを肌に感じてみてはいかがでしょうか? 「だいじょうぶ。ひとりじゃないよ。ぼくがついているから」と語りかけてくるのが感じられるかもしれません。

■ペットたちも癒されたい■
人間を癒してくれるペットですが、逆に、ペットを癒す様々な施設も登場しています。リラックストリミングをしてくれる「ペットエステ 」など、肉球マッサージを行っている場所もあり、見ている人間まで気持ちがよくなってきます。
一方、“ペットちゃんの癒し”を考えた 動物クリニックも、飼い主さんの人気です。葉祥明さんの絵を飾るなど、ヒーリングスペース造りに務めています。

●おすすめBOOK●
『ソレイユ・トラベル+トーモイ<6つの犬旅>』川原亜矢子著(扶桑社刊)
川原さんと愛犬たちで綴る旅日記。ワンちゃんと一緒に宿泊できる施設や、一緒に楽しめる観光スポットが愛らしい写真とともに紹介されています。ペットを飼えない方は、本を見ているだけでも癒されそう!
(文責・小松瑠美)
(Photo・えさし動物病院)
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