―目からシミですか! ビックリですね。ところで岡江さんの髪はとっても美しいですがなにか特別なことをされているのでしょうか? カラーリングされていますか?
岡:3,4年前から一切染めてません。染めるの面倒臭くて(笑)、あと美容室嫌いなんです。ずっと座って与えられた本だけ読んで……あれがイヤなの!(笑) 美容室に行くのは半年に1回か1年に1回。前髪ぐらいは自分で切っちゃうし。特別なヘアケアはしませんよ。シャンプーやリンスの原料には気をつけますね。5月にシャンプーとコンディショナーを新たにプロデュースしたのですが、これを使い出してからは更にキレイになりました。
―シャンプーやコンディショナーには界面活性剤など頭皮に危険なものも含まれていますね。ヘアケア剤を買うときに気をつけることは?
岡:現状の技術では、界面活性剤なしでシャンプーをつくることは不可能に近い。でも、どこまで安全性を考えていくかは大事なことです。頭皮から外に出た時点で髪は老廃物と同じ。よく宣伝文句で「開いたキューティクルが閉じます」、「痛んだ髪を修復します」ってありますよね。洗った直後はなんとかなっても24時間キープする持続力があるか? と考えると微妙なんですよ。結局はそのサラサラ感をキープするために人体にあまり良くないシリコンを入れたり、合成ポリマーを大量配合するわけ。そういうことをしないでシャンプーをつくれるか、ということが今回のテーマだったんです。今までは無添加のシャンプーなどを使って、頭皮から5cmはなれたところから大手メーカーのコンディショナーを使ってました(笑)。シリコンは確かに洗いあがりもいいし、サラサラになるのですがもう息がつまりそうになって……それで安全なシャンプーをつくろうと思ったんです。
―「髪は老廃物」という言葉は目から鱗です。確かに死んでいる細胞なんですね。
岡:人間の地肌にある生きている髪と、切られた人毛でつくったカツラ、両方に同じコンディショナーをしても同じ結果にならないんですよ。なぜかというと切られた髪は生命と繋がってないからです。その生命と繋がっていない髪にも、なにかを与えれるようなシャンプーをつくりたかった。どの成分で補修させるか、保湿させるか試行錯誤して発売するのに1年近くかかりましたね。先ほども言いましたが、美容院が嫌いなので白髪になったらアウト。自分で上手に染められないのでお世話になるしかありません。「白髪になりたくないっ!」という想いをこめて、今回のシャンプーには白髪になりにくいと言われる成分もいっぱい入れました(笑)。自然なカラーリングといえばへナがありますが、あれは色を染めるものです。そうではなく、白髪になりずらくするヘマチンやケラチンなどの成分を入れました。髪は女の命ですからね。ま、そうは言っても年相応に仕方のないことですから、白髪になったら染めると思いますけど。
―ヘアケアで一番大事なことはなんでしょうか?
岡:地肌をしっかり洗うことですね。泡がたくさん立つと、洗っている気になって意外と皆さん洗えてないんですよ~。なんでもキレイに洗えていると思ったら大間違い! 指の腹を使って地肌から洗っていくことがポイントです。あとはやたらと整髪料をつけないことですね。ワックス、ムース、ジェルなど頭皮に残りやすく、地肌に溜まります。それを落とせないから毛穴が詰まっていくんです。私も取材のときにしか整髪料は使いません。
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