時代は癒しを求めている

癒されている時の脳って?!

なんでもヒーラーなる癒しを施す人が、「癒し」にいざなうための誘導をすると脳波がシータ派になるそうです。脳波には4つの種類があって、私たちが日常生活を送っているときの脳波はベータ波(β波)ですが、集中してテレビを見ている時や映画を見ているときなどの脳波はアルファー波(α波)になっているようです。脳波の状態を知れば、「癒し」の状態を知りニューエイジとは対極もしれないですが効率よく有効に時間を使いたい人には脳波の状態を知ることで、限られた時間をさらに有効活用できるのではないでしょうか?!

脳波の4つ

一般に健常者の場合を例にあげてみましょう。安静時・閉眼時そして覚醒状態の時には後頭部を中心にしたα波が多く出現しています。そして睡眠の深さ(睡眠段階)は、脳波の周波数などに基づいて分類されています。健常成人が安静覚醒閉眼時のときには、後頭部優位に出現するα波が基礎律動となります。

25~65歳の正常成人での場合には、9~11Hzのαが後頭部優位に出現して、光や音の刺激、また開眼したときなどで抑制されます。そして周波数の変動は1Hz以内になっています。脳波は年齢にも関係があって、この世に生を受けて誕生した出生時から思春期の間には、脳波の基礎律動はおおむね速波化していきます。そして思春期から初老時期までの期間は、基礎律動の周波数は殆ど変化がありませんが、初老期以降はだいたい年齢とともに徐波化していく傾向になっています。脳派も年齢によって変化しているんですね~

アルファー波:α波(8~12CPS)

緊張度
…リラックスした状態。
知覚
…敏感になっています。
集中度
…まさに集中している時。
脳活動
…右脳が活発。潜在意識が顕在意識よりも開いています。もちろん起きています、とてもリラックスした状態です。
α波お勧め時
…勉強やなにか集中して仕事をしたい時には、α波の状態になるような音楽療法CDをバックミュージックにして、勉強や仕事をすると効果的です。そして健康&幸福感に必要な、ふかーいリラックス感を求めたい時にもα波CDをバッグミュージックにすると効果的です。創造性が高まって、集中した状態になるからです。

ベータ波:β波(14~33CPS、平均は21CPS)

緊張度
…緊張気味
集中度
…分散傾向にありますが、注意力や認識力は高い状態です。
脳活動
…左脳が活発で、顕在意識が強く潜在意識を中心として働いていて、覚醒状態といえます。
β波の活動時
…日常性生活の状態です。起きている時にさまざまなことを計算したり考えたりしている状態の脳派です。怒りや喜び、そして判断したりといった注意力が必要な事柄を成し遂げる脳波になります。

シータ波:θ波(4~7CPS)

緊張度
…リラックス状態。
集中度
…とても集中しているか、その反対で集中していないかといった状態です。
脳活動
…無意識状態のため、右脳の潜在意識が全開になっています。 睡眠と覚醒の境界で、まどろんでいる状態です。うつらうつらと眠りかけたり、夢遊状態です。
θ波お勧め時
…依存症の克服といった行動強制プログラムをしたり、自己理想の実現。とても深い意識のところでの学習であったり、退行催眠などに適しています。

デルタ波:δ波(3~7CPS)

緊張度
…リラックス状態。
集中度
…リラックス状態のため集中度なし。
脳活動
…無意識のため、右脳そして潜在意識が全開です。まさに熟睡している状態で、夢を見ているかもしれません。脳の休息の状態です。
δ波お勧め時
…直感力が必要な仕事をする時など、顕在意識にたまっているネガティブな考え方を捨てて、自分の無意識な状態で自己の持っている否定的ではない情報にアクセスして自分を潜在的に理解します。そううすることで、エンガティブな感情を捨てて、心をクリアにするのに有効に働きかけます。

シータ波を出す方法

シータ波をだせば効率よく学習できるはず!!そう仕事で煮詰まっている時に、ウダウダグダグダ状態になることありますよね?!私はありますよっ。それもかなり頻繁に…とほほですが。ぐだぐだなって、コーヒー飲んだり、これは甘いもの食べればもうちょっとシャッキとなるはず!!とチョコレート食べたり、飴を舐めたりはたまたスッキリ系のタブレットを食べてみたり。

それでも、なかなかグダグダ状態から抜け切らないことは、いつものこと。そんな状態を脱出するには、シータ波が効くとなれば、それは気になる。何が何でもシータ波を出したくなる。ということで、シータ波を出す方法とやらがあるらしく、それをマスターすれば「あー癒されたい」とやたらと現実逃避したがるのもなくなるかもしれませぬ・・。とっても気になるシータ波の出し方です。


キーワードは海馬

海馬とかいて「かいば」と読むのが、シータ波を出すポイントのようです。なんで海の馬?といえば。海馬は、タツノオトシゴのような形をしているからこのように呼ばれているようです。海馬は脳のどこにあるか?!というと、脳の奥の方にあって海馬は【記憶の中枢器官】になっています。海馬は比較的古い脳の一部で「大脳辺縁系」の一部になります。そしてワーキングメモリは前頭葉でしますが、ワーキングメモリで短期記憶を反復していくと、その記憶は海馬へうつって、定着するために長期記憶となるべく海馬へ・・。

海馬がどんどん活性化していれば、記憶を司るところなので記憶力がアップして、前頭葉での少ない反復回数だとしても、より強固な長期記憶になります。そしてその「カギ」を握る指標が、「シータ波」になるんですね~

海馬からシータ波が出ている時、海馬が”記憶の管制塔”としての役割を存分に果たしているということ、つまりそれは外部からの情報を、記憶に焼き付けようとスタンバイしている状態なんです。その反対に海馬が働かなくなってしまうと、悲しいかな・・私たちたちは新しいことが覚えられなくなってしまいます。例えが悪くてごめんなさい。お年寄りってやたらと、昔のことばっかり話しますよね。それなのに新しいことはすぐに忘れていますよね。あれは海馬がちゃんと動いていないことなんですね~もちろん、海馬以外の脳の働きも関係していますが、新しい記憶を定着させるには「海馬」です。

新しく入った情報を海馬で定着させるには、シータ波を出すことで長期記憶として定着しやすくなります。そしてシータ波が発生するのは、海馬とともに前部帯状回もシータ波が発生しますが、こちらも「大脳辺縁系」にあります。

どんな時にシータ波がでるかといえば、集中力と記憶力が高まっている状態です。アルファ波はリラックスしているときです。そして目を閉じるだけで簡単にでてくるのもアルファ波です。ベータ波は脳が活動しているときの中でも、イライラしている時であったり、やっていることがマンネリ化して飽きてきたなぁ~という時にベータ波がでてくるの、効率的でしかも質の高い仕事や勉強をする時には、脳の状態をいかにベータ波にしないで、アルファ波もしくはシータ波にもっていくか?!というのが鍵になります。

シータ波が海馬から出ている時は、外界のものに興味をもっていて、それをまさに記憶に焼き付けようとスタンバイしている状態です。何かを記憶したり、暗記をしたりする時にはまさに絶好のチャンスがシータ波が出ているときです。

シータ波を出すポイント

フレッシュな気持ち
…海馬からシータ波がでるときは、「はじめてのこと」に出会ったときです。おっ!と新鮮な気持ちのときにシータ波が出るので、好奇心をもって自分から進んで取り組んでいる時にシータ波が出ます。
軽いエクササイズ
…勉強や仕事に入るときに、軽く運動します。運動することで脳も血行促進されます。するとシータ波が出ますが、激しい筋トレの場合は疲労に繫がるので、軽く運動にしておきましょう。
噛むこと
…噛むつまり咀嚼も脳にとっては運動です。噛むことで海馬が刺激されるので、勉強する前にガムを噛んだりするとシータ波が出てきます。
作業の場所を変える
…場所を移動することも、海馬を活性化させることになります。海馬にある場所細胞(場所ニューロン)が刺激されるからです。部屋からでて、通路を歩いて見たりするのも効果的です。